クラシック (その3)
(いちばん下が最新記事)
ハイドン・交響曲全集/ドラティ(指揮)フィルハーモニア・フンガリカ
ハイドンの交響をすべて収めたCD33枚組。ハイドンの交響曲はどれも大好きで、この全集からランダムにCDを選んでよく聴いてます。
シェーンベルク/ The Piano Music (p:ポリーニ)
シェーンベルクのピアノ曲集。ピアノソロ曲も協奏曲も、どちらも名演。とてもシャープな演奏。
BERG / CHAMBER CONCERTO ベルク:室内協奏曲
STRAVINSKY / AGON ストラヴィンスキー:アゴン
(David Atherton/London Sinfonietta デイヴィッド・アサートン/ロンドン・シンフォニエッタ)
頻繁に聴きたくなるCD。ベルクの室内協奏曲はキャッチーなフレーズが一切出て来ない中、第2楽章の途中で火の鳥の最初によく似たフレーズが不図出て来きたりする。ストラヴィンスキーのアゴンも名演。
Four American Quartets / Glass, Herrmann, Antheil, Evans / Fine Arts Quatet
4人のアメリカ現代音楽作曲家の弦楽四重奏曲をそれぞれひとつづつ。いかにもNAXOSらしいCD。
Leonard Bernstein conducts Beethoven
ベートーヴェン交響曲全集。バーンスタインとニューヨーク・フィルのもの。どの曲も疾走感が凄い。僕の中では別格。 ベートーヴェンの交響曲はとにかくいろんな名演があるけど、どれが優れているとかそういうことではないのだ。そんなレベルで語ってはいけない。
La Vallee des Cloches Ravel, Takemitsu, Messiaen / Momo Kodama (ECM/2012)
Momo Kodama (p)
ラヴェルの「Miroirs」、武満徹の「Rain Tree Sketch」、メシアンの「ニワムシクイ」。どれも素晴らしい。すっかり気に入ってしまい頻繁に聴いている。ECM特有の雰囲気がこれらの曲にピッタリとマッチしてる。
メシアン/異国の鳥たち、ラ・ブスカルル、鳥の目覚め イヴォンヌ・ロリオ(p) (1966)
Vaclav Neumann・Czech Philharmonic Orchestra, Yvonne Loriod(p)
メシアンの数ある鳥関係の楽曲の中でも「異国の鳥たち」は傑作。このアルバムはその「異国の鳥たち」の他に「鳥のカタログ」から「ラ・ブスカルル」、そして「鳥の目覚め」が入っている。ピアノはメシアンのスペシャリスト、イヴォンヌ・ロリオ(メシアン夫人)。
シェーンベルク・Music for solo piano / グレン・グールド
シェーンベルクのピアノ・ソロ曲集。何故か最近いつも寝る前に聴いている。ポリーニ盤とは違ったスウィング感のようなものが実にいい。
ショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲 全集 / フィッツウィリアム四重奏団
今まで聴いてきたショスタコの弦楽四重奏の中でも最も気に入っているのがこのボックスセット。
Ravel Samson Francois
サンソン・フランソワのラヴェル集。3枚組。こうやってまとめてくれるんだから便利になったもんだ。初期のCDもジャケが良かったので捨て難いが。
(文:信田照幸)