Christmas Lounge クリスマス・ラウンジ
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■■■クリスマス・アルバム■■■
Phil Spector「A CHRISTMAS GIFT FOR YOU」
基本。毎年クリスマスの時期にはこれ。フィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドとクリスマスってピッタリと合うから不思議ですね。
Spike Jones「Let's Sing a Song of Christmas」
やたらと楽しいクリスマスアルバム。バックのストリングス等も最高。スパイク・ジョーンズの音楽にはそれほど惹かれない僕ですがこのアルバムだけは別格。
Arther Lyman「With A Christmas Vibe」
ラウンジ音楽の帝王アーサー・ライマンのクリスマス・アルバム。最高の内容です。いきなり意表をついてハワイっぽく始まります。あ、アーサー・ライマンだからハワイっぽいのは当然か…。
George Shearing Quintet「Christmas」
ラウンジジャズといえばジョージ・シアリング・クインテット。ピアノ、ヴァイブ、ギターのユニゾンの気持よさは他に類を見ません。シアリングほどクリスマスのイメージがピッタリのジャズミュージシャンもいませんね。
Duke Pearson / Merry Ole Soul
1969年にブルーノートからデューク・ピアソンが出したクリスマス・アルバム。デューク・ピアソン(p & celeste)ボブ・クランショウ(b)ミッキー・ロッカー(ds)アイアート・モレイラ(per)というメンバーです。ピアソンの歯切れの良いピアノでのクリスマス・ソングの数々。何も言うことはありません。
WILLIE NERSON / Pretty Paper
僕の大好きなウィリー・ネルソンのクリスマスアルバム。ブッカー・T・ジョーンズがプロデュース。冒頭、ホワイトクリスマスから始まるところあたりはあのケニー・ロジャースへの対抗心からでしょうか。オルガンのブッカーTが静かに盛り上げてくれてます。
SAVOY CHRISTMAS ALBUM * CHRISTMAS BLUES / V.A.
サヴォイ・レーベルに残されたクリスマス曲のオムニバス。あのチャーリー・パーカーのホワイトクリスマスも収録されています。しかしこのアルバムの白眉はザ・レーバンズのホワイトクリスマス。
Harry Connick Jr / When My Heat Find Christmas
ニューオーリンズのエンターテイナー、ハリー・コニックJrのクリスマスアルバム。ビッグバンドをバックににぎやかなクリスマス・アルバムとなっています。
BILLY VAUGHN / New Christmas Moods
ビリー・ボーンのクリスマス・アルバム。ここに収録されてるホワイトクリスマスほど”いかにもっ”って感じのクリスマスソングを他に知りません…。これほどまでにクリスマスを表現出来るビリーボーンはやはり凄し!ジングルベルもかなりイイです。
CANADIAN BRASS / Christmas With The CANADIAN BRASS
ブラス5人からなるカナディアン・ブラスのクリスマス・アルバム。時に軽快に、時に厳かに、たった一枚のアルバムの中にもいろんな表情を見せてくれてとても楽しいアルバム。
DAVID BENOIT / Christmastime
まだ人気者になる前の1983年のデヴィッド・ベノワのクリスマス・アルバムです。p,g,b,dsという4人編成。普通のピアノトリオのジャズアルバムとしても十分楽しめる内容になってます。実はこれ、なにげに気に入っているのです。
JINGLE BELL JAZZ / V.A.
CBSのクリスマス・ソングのオムニバス。マイルス・デイビス、デクスター・ゴードン、デューク・エリントン等等の大物達のクリスマス・ソングの演奏が聴けますよ。当然それぞれちゃんとジャズとしても聴きごたえがあります。
PATTI PAGE / Christmas With PATTI PAGE
「チェンジング・パートナーズ」や「テネシー・ワルツ」でお馴染みのパティー・ペイジのクリスマス・アルバム。
OSCAR PETERSON / AN OSCAR PETERSON CHRISTMES
オスカー・ピーターソンがテラークから出したクリスマスアルバム。デイヴ・サミュエルズのヴァイブも加わって、スインギーなクリスマスです。
DAVE BRUBECK / A DAVE BRUBECK CHRISTMAS
デイブ・ブルーベックによるピアノ・ソロのクリスマスアルバム。なんか、静かでいいですよ。クリスマス時期には毎年聴いてます。かなりのお気に入り。
BEACH BOYS /THE BEACH BOYS CHRISTMAS ALBUM
ビーチボーイズのクリスマス・アルバムは人気アイテムでしょう。ここに収録されてる「フロスティ・ザ・スノウマン」は最高。
Harry Allen /Christmas In Swingtime
ゲッツそくりのハリー・アレンのテナーはなんとも気持ちのよいものです。ラリー・ゴールディングスのハモンドがクリスマスムードをさらに高めてます。
JINGLE BELLS & WHITE CHRISTMAS / V.A.
コロンビアのオムニバス。10インチ盤です。このアルバムはタイトルどおりジングルベルとホワイトクリスマスだけ入ってます。レイ・コニフ楽団、シナトラ、ジョニー・マティス、ピート・ルゴロ楽団等等で全8曲。レイ・コニフ楽団のジングル・ベルは鈴の音とかシャンシャン入っててかなり楽しいですよ。
Bing Crosby / White Christmas
おそらく世界で一番有名なクリスマス・アルバムでしょうね。僕もおせわになってます。しぶいクルーナー唱法が素敵です。
RUDOLPH THE RED NOSED REINDEER / O.S.T.
1960年代のアメリカNBCテレビの番組のサントラです。その名も「赤鼻のトナカイ ルドルフ物語」。US盤なのでサントラの詳しいデータは分かりません。さてさて、サントラなんてことを全く感じさせないこのアルバム、クリスマス・アルバムとしては文字どおり「最高」です。A面がヴォーカルもの、B面がインストものとなっております。ジャケットもいいでしょ?
RAMSEY LEWIS / Sounds Of Christmas(1961,1964/MCA)
ラムゼイ・ルイスの「サウンド・オブ・クリスマス」と「モア・サウンド・オブ・クリスマス」の2in1のCD。いつものゴスペル・タッチのピアノはここでも相変わらずで、ネバっこさ&ラウンジ・テイストのピアノです。バックにストリングスのついてるトラックが素晴らしい!
PLAYBOY'S LATIN JAZZ CHRISTMAS - A NOT SO SILENT NIGHT (concord/2001)
カール・E・ジェファーソン亡きあとのコンコードはこんなの作ったりしちゃって…大丈夫なんでしょうか?さてこれはPLAYBOYのクリスマスアルバムで、ラテンジャズです。ポンチョ・サンチェス、アルトゥーロ・サンドバル、カリビアン・ジャズ・プロジェクト他による熱~い演奏でいっぱいです。にぎやかで楽しいクリスマスです。
RUDOLPH THE RED-NOSED REINDEER AND OTHER CHRISTMAS FAVORITES (1974/WONDERLAND Records)
子供向けのクリスマス・アルバム。US盤。WONDERLAND RECORDSという子供向けのレーベルのものですが、詳しい資料が全く無いためよくわかりません。しかし内容は最高。ヴォーカルものがほとんどですが中にはインストもあります。「いかにも!」なクリスマス。こういうのってありそうであまり無い気がします。
Living Strings / The Sound Of Christmas (1970/RCA)
リビング・ストリングスというイージーリスニングのグループのクリスマス・アルバム。とにかく極上のストリングスと薄~くかぶさるコーラスが夢見心地。イギリス盤。
MANTOVANI AND HIS ORCHESTRA /ホワイト・クリスマス/聖しこの夜
ドーナツ盤EPです。マントヴァーニの美しいクリスマスソングの演奏にはほれぼれしてしまいます。このジャケといい内ジャケといいなんともいい雰囲気です。レコード袋もレコード盤のデザインも素晴らしい。
PERCY FAITH / PERCY FAITH'S CHRISTMAS ALBUM(1976/CBS)
出ました!パーシー・フェイスのクリスマス・アルバムです。A面5曲目の「赤鼻のトナカイ」!これはもう最高!ピッチカートでメロディを紡ぎ出すオーケストラ、途中で入るベルとゴングの音、…いや、この曲はなにもかもが最高。
CYRUS CHESNUT & FRIENDS / A Charlie Brown Chritmas (2000/atlantic)
『このアルバムは”私とチャーリー・ブラウン”というテーマで作られた私の心の音楽的声明なのです』というサイラス・チェスナットの言葉がライナーに書かれてあります。ヴィンス・ガラルディのピーナッツ曲を交えた楽しいクリスマス・アルバムです。
CHRISTMAS ORGAN MUSIC (聖夜のオルガン~バッハからメシアンまで)/マリ・クレール・アラン(1995/ERATO)
マリ・クレール・アランの荘厳なオルガンによる渋いクラシックのクリスマス・アルバム。
GULL, ROKEKSE OG MYPRA(ゴールド・インセンス&マー)/トーレ・ブルンボルグ&シェティル・ビェルケストラン(1996/KIRKELIG)
ノルウェーのジャズ・サックス奏者トーレ・ブルンボルグによるサックスと、同じくノルウェーのシェティル・ビェルケストランによりオルガンによるデュオ作品。ノルウェーの教会で録音されました。どこかヤン・ガルバレクによる癒し系にも似た感じ。
KARAJAN Presents CHRISTMAS/ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団員、他
カラヤンのクリスマス・アルバムです。賛美歌などが入ってるこのアルバム、なかなか本格的で面白いです。僕の好きな賛美歌106番「あら野のはてに」は、ソロヴォーカルがはじけすぎ(笑)。
JOE PASS / Six-Strings Santa (1992/LASER LIGHT)
ジョー・パス(g)ジョン・ピサノ(g)ジム・ヒューハート(b)コリン・ベイリー(ds)
ジョー・パス・カルテットのクリスマス・アルバムです。いや~、しみじみとイイですねえ。単なるクリスマス・アルバムではなく、ちゃんとしたジャズ・アルバムに仕上げているところがさすがです。
The MANHATTAN TRANSFER / The Christmas Album(1992/CBS)
マンハッタン・トランスファーのクリスマス・アルバム。1曲目にクロード・ソーンヒルの「スノー・フォール」を持ってくるところなんか、センスいいですね~。オーケストラ編曲は「いそしぎ」作者のジョニー・マンデル。例の完璧なコーラスワークによる最高のクリスマス・アルバムです。
MANTOVANI/MANTOVANI'S CHRISTMAS FAVORITES
カスケイディング・サウンドのマントヴァーニ楽団のクリスマス・アルバムだっていうんだから堪らない。まさに極上。ホテルのラウンジで静かに流れるクリスマス・ソングといった風情です。
FRANK SINATRA / Christmas throgh the years
シナトラのクリスマス・アルバム。クルーナー唱法がクリスマス・ムードにピッタリ合います。クルーナー唱法ってばビング・クロスビーですが、実はビング・クロスビーとデュエットで歌ってる曲なんかも収録されていて、楽しめます。クリスマスはやっぱりこういった雰囲気じゃなきゃ!
DAVID BENOIT /Remembering Christmas
デヴィッド・ベノワの1996年のクリスマス・アルバム。なんと、一曲目だけアール・クルーが参加しています。アール・クルーはまだ自身のアルバムでクリスマス・アルバムは作っていないだけに、貴重。そしてこのアルバム、デイブ・ブルーベックも参加しています。ベノワとのピアノ・デュオです。タイムアウトのように5/4拍子なのが面白い。
LARRY CARLTON/Christmas At My House
結構定番として定着しつつあのではないでしょうか、これ。ラリー・カールトンのクリスマス・アルバムです。ほのぼのとしてて、とてもいい雰囲気。ラリー・カールトンはこれくらいの落ち着いたプレイが好きです。ちょうど今のフォープレイにおけるプレイスタイルと一緒ですね。「マイ・フェイバリット・シングス」が素晴らしい。
FOURPLAY /Snowbound(warner/1999)
フォープレイのクリスマスアルバム。普段どおりのフォープレイです。これ聴いてるとリトナーではなくラリーでよかったんだな、なんて思えてきます。
KIRK WHALUM / The Christmas Message (WARNER/2001)
カーク・ウェイラムのクリスマスアルバム。まったりとしたカーク・ウェイラムのサックスがとてもいい感じです。グローヴァー無きあとのこの手のサックスはやはりこの人で。
Wynton Marsalis / Christmas Jazz Jam (2009)
ウイントンのクリスマス・アルバム。これはクリスマス・アルバムとしては第2弾となります。ウイントンらしく吹奏楽っぽいのがなんだか楽しい。
Jackie Gleason / Merry Christmas
ジャズ寄りイージーリスニングのジャッキー・グリースンですが、このアルバムはストリングス主体のもろイージーリスニング。やはりクリスマス・ソングはこういうストリングスがよく似合う。
Spyro Gyra /A Night Before Christmas (2008)
ジェイ・ベッケンスタインの味のあるサックスがなんとも奇麗なアルバム。いつものスパイロジャイラよりもアコースティックな感じで、クリスマス度も高し。数曲で元スパイロのデイヴ・サミュエルズも演奏してます。
MICHAEL BUBLE / Christmas (2011)
クルーナーにはクリスマスがよく似合う。バックのストリングスとジャズのビッグバンドもなんかいい感じ。
MICHAEL BUBLE / Let It Snow (2003)
こちらは同じくマイケル・ブーブレの2003年リリースのミニ・アルバム。2011年のChristmasよりもシンプル。
DAVE KOZ / Ultimate Christmas (2011)
スムースジャズは音楽的にクリスマスと相性がいい。とはいえこのアルバム、意外にアコースティックな感触があってとてもいい。
PASADENA ROOF ORCHESTRA / THE CHRISTMAS ALBUM (2011)
スウィング・ジャズとクリスマスは昔かの定番パターン。クルーナー系ヴォーカルの入る曲もある。とりあえず有名曲は全部入ってるしクセも無いのでBGMとしてはちょうどいいか。
Vince Guaraldi / Charlie Brown Christmas
4曲目に例のテーマ曲が出て来て、ああヴィンス・ガラルディだなと妙に納得するアルバム。そもそもこれはアメリカのテレビ・サントラだそうだけど、日本ではピーナツ(チャーリー・ブラウン。あるいはスヌーピー)ってテレビでやってないような気が。
NICK LOWE / Quality Street (2013)
なんとニック・ロウの新譜はクリスマスアルバム。ニック・ロウのオリジナル曲は4曲。クリスマスの定番曲みたいなのも特に入ってないので(SILENT NIGHTくらいか)、クリスマスアルバムというよりも普通にニック・ロウのアルバムとして聴けます。これ聴いてるうちに、そういえばニック・ロウは昔からこの手のシンプルでポップな曲が多かったよな~と思い出した次第です。
THE SPIRIT OF CHRISTMAS WITH THE LIVING STRINGS (RCA/1963)
クリスマスアルバムの中でも最もクリスマスアルバムっぽいというか、昔ながらの典型的なクリスマスアルバムの雰囲気というか、何から何まで最高のアルバム。ストリングスの響きやオルガンのチープな音色、鈴の音や鐘の音など、昔のデパートのおもちゃ売り場を思い出します。クリスマスアルバムの中でも最上級。
Kenny Burrell / Have Yourself A Soulful Little Christmas (Cadet/1966)
ケニー・バレルのクリスマス・アルバム。バックにはストリングスやビッグバンドが薄く付く感じで、当時のverveレーベルにありがちなパターン。ケニー・バレルのギターは驚くほどクリスマスが似合わないことに気付いたが(笑)、ラストのブルース曲「Merry Christmas Baby」はさすがにバレルらしい音。
Ella Fitzgerald / Ella Wishes You a Swinging Christmas (verve/1960)
エラ・フィッツジェラルドのクリスマス・アルバムで、ビング・クロスビー盤などと並ぶ定番。エラの歌とバックの演奏の具合がちょうどいい感じ。最もクリスマスらしいクリスマスアルバム。だいたいクリスマスアルバムっていうのは雰囲気で聴かせるものだが、これはエラの歌で聴かせる。この圧倒的なボーカルはちょっと類が無いほど。
Beegie Adair Trio / Jazz Piano Christmas (2009)
カクテル・ピアノのクリスマスアルバム。ありそうで無い感じのベタさ加減が素晴らしい。どの曲も実にオーソドックス、そしてラウンジ風。ホテルのラウンジなんかにピッタリな感じ。クリスマスアルバムにはジャズ的冒険などは一切いらないのだってことを再確認させられる。
Sam Levine / New Orleans Christmas (2014)
クラリネットの音色がいかにもニューオーリンズという感じで雰囲気出てます。派手さは無いものの、こじんまりした趣きでとてもいい感じ。レトロで暖かみのある音。
Shakatak / Snowflakes & Jazzamatazz (2014)
音の質感がフォープレイのクリスマスアルバムとかに近いので、なんかPARCOのBGMで流れてそうな感じ。スタンダードなクリスマス曲も多いので単純に楽しめる。Shakatak色は薄い。
NEW YORK VOICES / Let It Snow (2014)
マンハッタン・トランスファーよりもジャジーなニューヨーク・ヴォイセズのクリスマス・アルバム。バチェラーパッド的な「Holiday For Strings」が素晴らしすぎ。この曲、弦のピッチカートから何から60年代あたりのスペースエイジな雰囲気を漂わせてます。
TILL BRONNER / THE CHRISTMAS ALBUM (BAM BAM / 2007)
ティル・ブレナーのクリスマス・アルバム。ティルブレナーのtpとvoに、コンボ、ビッグバンド、ストリングオーケストラ、コーラス(ニューヨーク・ボイシス)、ゲスト(クリス・ボッティ他)などなどゴージャスなバックがつく。
Dave McKenna / Christmas Party -��Holiday Piano Spiked With Swing
70~80年代コンコードで良質なモダン・スウィング・アルバムを連発していたデイヴ・マッケンナのクリスマス・アルバム。リズムの跳ねないペッタリとしたようなオールドタイプのスウィング・スタイルがクリスマス・ソングに意外に合う。
Cheap Trick / Christmas Christmas (2017)
チープトリックの新譜がクリスマス・アルバムっていうのはちょっと驚いたけど、考えてみればチープトリックの曲調とクリスマスって案外合うかもしれない。「甘い罠」とか「If You Want My Love」とか「ドリーム・ポリス」とかの有名曲だって、どこかクリスマスっぽいような気もしないでもない。というわけでこのアルバム、パワーポップ全開のクリスマス・ソングが並びます。チープトリックの新曲と他のアーチストのクリスマスソングのカバーで、スタンダードはサイレント・ナイトくらいです。1曲目の新曲がチープトリックらしくてとてもイイ。
THE MANHATTAN TRANSFER / An Acapella Christmas (2006)
マンハッタン・トランスファーにとって2枚目のクリスマス・アルバム。今回はアカペラということで、多少シックな雰囲気のアルバムになってます。1曲目のジングルベルが強烈。
Herb Alpert / The Christmas Wish
2017年のハーブ・アルパートのクリスマス・アルバム。どの曲もハーブ・アルパート的な節回しになってて、まるでハーブ・アルパートのオリジナル曲みたいになってるのが面白い。
小鳥の歌うクリスマス / モントリオール鳥類オーケストラ
カナダの小鳥の実際の声を使ったクリスマスソング集。鳥好きにはたまらない。編曲はロバート・ラフォード。ちなみにメンバーはブラックバード、カナリア、コウカンチョウ、カラス、カッコー、ゴシキヒワ、野鴨、ヒバリ、アビ、モッキングバード、カササギ、ムクドリモドキ、コマドリ、ツバメ、フウキンチョウ、シジュウカラ、キジバト、アメリカムシクイキツツキ、です。最高に楽しいアルバム。
Ringo Starr / I Wanna Be Santa Claus (1999)
リンゴ・スターのクリスマス・アルバム。1曲目からしてほとんどベイシティ・ローラーズのような曲調で「カモン、クリスマス!クリスマス、カモン!」なので、クリスマス気分が盛り上がる。クリスマスの定番曲も沢山入っている。結構な名作だと思います。
(文:信田照幸)