フリージャズ(その7)


Thomas Stronen, Iain Ballamy (Food) / Quiet Inlet (ECM / 2010)

Thomas Stronen(ds, live-electronics) Iain Ballamy(te, ss) Nils Petter Molvaer(tp, electronics) Christian Fennesz (g, electronics)

2010年の個人的ベストはこれかなあ・・・。これはちょっとずば抜けてた。たぶん誰もがゲストのNils Petter MolvaerとChristian Fenneszといった人気者に注目するだろうけど、それ以前にThomas Stronenのパーカッシヴなドラムが素晴らしすぎ。もうこのドラムだけで名盤確定みたいなもんだ。Iain Ballamyの控えめサックスもいい。これまでのFOODのガチャガチャしたエレクトロニクス臭が薄くなってるのがなんとも嬉しい。ECMマジックだろうか。ところでFOODは前作(Molecular Gastronomy/2007年)から二人(Mats EilertsenとArve Henriksen)が抜け、変わりにゲスト二人を迎えて作るようになったようだ。とはいえゲストによって大きく左右されるということも無い。メンバーが二人になってよかったことといえば、voiceが無くなったことだろうか。ちなみにこれはFOODの6枚目。

PETER EVANS QUARTET / LIVE IN LISBON (clean feed / 2010)

Peter Evans (tp) Ricardo Gallo (p) Tom Blancarte (b) Kevin Shea (ds)

PETER EVANSは「型」をうちやぶってフリーにいくのではなく、逆に沢山の型をもってきてそれを組み合わせる形でフリーを演ずる。そしてそれを誰にでも分かる形でやってのける。このアルバムの面白さはある意味その分かりやすさに拠るのだろうが、それ以上にそんな作為が吹き飛ぶくらい(あるいは仕掛けが見えなくなるくらい)の勢い圧倒される。熱気というのとはちょっと違って、勢いという言い方がぴったりくる。昨年(2010年)聴いたジャズ系のアルバムの中でも特に目立ったもののうちのひとつ。 

STEVE TIBBETTS / Natural Causes (ECM /2010)

Steve Tibbetts (g, p, kalimba, bouzouki) Marc Anderson (per, steel drum, gongs)

これ、なんだか好きで頻繁に聴いてます。基本的にSteve Tibbettsのギター中心で、ECMによくある「民族音楽的な楽器を使いながらもひんやりとした北欧の響き」的な音楽。がしかし、ここまで心地よいのは結構珍しい。シンセやvoiceが無いってところがいい。

ANDREW HILL / Compulsion !!! (blue note/1965)

Andrew Hill (p) John Gilmore (ts, bcl) Freddie Hubbard (tp, flh) Cecil McBee (b) Joe Chambers (ds) Renaud Simmons (conga) Nadi Qamar (per)

名作。ブルーノートにおける6作目(当時未発表だったアルバム「PAX」を入れると7作目)。ここに来てついにアンドリュー・ヒルのピアノがフリーに最接近。これまでのブルーノートでの流れ(1963-64年の5枚)を踏まえると、ハーモニー感覚の拡大によりこのスタイルへと至ったということが分かる。アフロ系パーカッシ ョンが入っているけど、よくあるブルーノートのボンゴ入りソウルジャズとは正反対で、パーカッションが入ることにより緊迫感が生まれ尋常ではない雰囲気が醸し出される。とんでもない名盤。

STEPHAN MICUS / Bold As Light (ECM /2010)

Stephan Micus (raj nplaim, bass zither, chord zither, bavarian zither, nohkan, sho, voice, kalimba, shakuhachi, sinding)

冒頭のアラビックな旋律からして何やらただならぬ気配が。ステファン・ミカスのアルバムは本作のようにたまにとてつもなくイイのがあるから侮れない。能管、笙、尺八、といった日本の楽器なども使い、それなりに似非ジャポニズムな要素も多いんだけど、これがぜんぜん嫌味じゃなくてとてもいい感じなのだ。同じジャポニズムでも2004年の「Life」はかなり?だったが本作のは相当いい。ずーっとヘビーローテーションです。ちなみにライナーに世阿弥の言葉が引用されてます。

Roscoe Mitchell and the Note Factory / Far Side (ECM/2010)

Roscoe Mitchell( sax, fl) Corey Wilkes(tp, flugelhorn) Craig Taborn(p) Vijay Iyer(p) Harrison Bankhead(b, cello) Jaribu Shahid(b) Tani Tabbal(ds) Vincent Davis(ds)

1999年のECM盤Nine To Get Readyのつづきか(ジャケ的にも)。全体の流れは増々滑らかになって、個々のメンバーがどうのこうのよりも、ひとつの大きな潮流を味わうような、そんな作品。アート・アンサンブルが持っている熱を帯びた生々しい感触はここではあまり無く、ECM的でひんやりとしたトーンで統一されてます。Roscoe Mitchellのアルバムの中でも結構あっさり系。相当気に入ってます。

ANTHONY BRAXTON / Tentet (New York) (1996)

Anthony Braxton (sax, fl, contrabass clarinets, sopranino) Roland Dahinden(tb) J.D. Parran(cl, piccolo) Brandon Evans (fl, b-cl, ss, ts) Andre Vida (ss, as, ts, bs) Gwen Laster(vin) Jacquie Carrasco(vln) Ted Reichman (accordion) Joe Fonda(b) Kevin Norton (ds, vib,��glockenspiel, per)

ライヒへのオマージュか、はたまたストラヴィンスキーの遠い子孫か。ライヒのMusic for 18 Musicianのフリージャズ・バージョンみたいな本作は、ブラクストンにしては異常なほど聴き易い。全1曲。すべての楽器がずっと一定のリズムを刻みつつ、それぞれの楽器が順に変化を引き起こす。New Yorkという副題がついてるが、なんだかNew Yorkの音風景のようにも感じられる。隠れ名盤。

PIERRE FAVRE / Singing Drums (ECM/1984)

Pierre Favre (ds, gongs, crotales, cymbals) Paul Motian(ds, gongs, crotales, calebasses, rodbrushes) Fredy Studer(ds, gongs, cymbals) Nana Vasconcelos(berimbau, voice, tympani, conga, water pot, shakers, bells)

不思議と何度も聴きたくなるアルバムで、何故か聴くたびに新たな魅力を発見する妙な作品。4人全員がドラム(パーカッション)で、ナナ・ヴァスコンセロスだけがちょっと異色という感じ。ドラムの共演とはいえこのメンバーなので当然ながらブラックな(あるいはアフロな)感触はほとんど無く、雰囲気的にはECMの典型。メンバーそれぞれの小技が聴きものなのだが、それ以上に曲の流れの風通しの良さがなんともイイ。おまけにこのひんやり感もとにかく心地よい。

Pal Thowsen, Jon Christensen, Terje Rypdal, Arild Andersen / No Time For Time (ECM1977)

Pal Thowsen(ds, per) Jon Christensen(ds, per) Arild Andersen(b) Terje Rypdal (g)

70年代ギター・フュージョンの王道のような1曲目でおそらく誰もが椅子からズリ落ちるだろう。僕なんぞはサンタナか!とスピーカーに向かって思わずつぶやいあと、いや高中か?ともう一度つぶやいた。が、全部聴き終えた時点で何故かまた最初から聴きたくなる。なんとも不思議なアルバム。で、何度も聴いてるうちに1曲目が根本的にサンタナでは無いことを悟る。すまん、リピダルをなめていた。それはそうと、パーカッション・デュオとか本当に素晴らしい。

STEVE LACY / Clinkers (1977/Hat Hut)

Steve Lacy(ss)

たとえば僕は小鳥の鳴き声が好きなように、スティーヴ・レイシーのこのアルバムでのソロが好きだ。だから曲としての構築感なんか求めないし、フレーズのひとつひとつを追う気もない。聞こえてくる感じがいいのだ。本作は例のモンク臭が無いのでとてもいい。

FUJIEDA SATO MEEHAN / Improvisations 07 OCTOBER 1994

Mamoru Fujieda(computer) Michihiro Sato(Tsugaru-Shamisen, voice) Sean G. Meehan(ds)

なにか小さな虫がガサガサとうごめいているような奇妙な音空間。遠くから聞こえてくるような三味線の音が軽やか。また、スウィング感がまるで無いドラムも面白い。特に三味線との絡み。ジャケが凝ってる。紙ジャケに金具のプレートがくっついている。

PAUL BLEY / Mr. Joy (Limelight/1968)

Paul Bley(p) Gary Peacock(b) Bill Elgart(ds)

変なジャケのせいで随分損してるとしか思えないわけだがこれはとんでもない大名盤。ブレイが神懸かり的フレーズを連発する。とにかく柔軟で、凝り固まったところなんてナシ。音の飛び方がちょっと凄い。B面はブレイお馴染みの名曲群の連続攻撃。 60年代のポール・ブレイは名作ぞろいだが本作は特に素晴らしい。

ANDREW CYRILLE / What About ? (BYG/1969)

Andrew Cyrille(ds)

アンドリュー・シリルのドラム・ソロのアルバム。素晴らしい。これたぶんアンドリュー・シリルのファーストではないかな。セシル・テイラー・ユニット在籍中に録音されたもの。さて、セシル・テイラーにさんざん叩き込まれたのが1曲目のパルス状のリズム。目立つスネアによって分かりづらいかもしれないが、シンバルの音に注目すると何やってるかがよく分かる。これは1973年の名作「AKISAKILA」で見られたものと同じ。同時期のサニー・マレイと比べてみるのも面白い。

The Ganelin Trio / Ancora Da Capo (Leo Records/1980)

Vyacheslav Ganelin (piano, g, basset-horn, per) Vladimir Chekasin (as, ts, vln, wooden flute, cl, basset-horn, per)��Vladimir Tarasov (ds, talking drum, per, bells, chimes)

ロシアのガネーリン・トリオの名作。とにかくパーカッションとリトル・インストゥルメンツのセンスが素晴らしい。リムスキー・コルサコフ~ストラヴィンスキーの流れをちょっと彷彿とさせるような、というと大袈裟か�。また、とりおりヴァーチュオーゾ的流麗さを見せるガネーリンのピアノも面白い。何故だかたまにトリスターノ的フレーズも見え隠れする。

Peter Kowald, William Parker / The Victoriaville Tape (Victo/2002)

Peter Kowald(b) William Parker(b)

ウッドベース2台による即興。凄い。凄すぎる。混沌という言葉を音に変換するとまさにこんな感じになるんじゃないか。あるいはマグマでもいいか。マグマの音ってこんな感じかも。ペーター・コヴァルトもウィリアム・パーカーもアルコで誤摩化さずピチカートでガンガン弾きまくる。激しく重い音。もはやどちらがどちらだかぜんぜん分からなくなってるけど、ここまで来れば個なんて関係無い。普遍へと昇華された音。ちなみにペーター・コヴァルトはこの2ヶ月後に心臓発作で亡くなっている。グローブ・ユニティで始まり本作で締めくくったコヴァルト、作品数はそんなに多くないが、さすがに強烈な印象を残す。

Dick Heckstall-Smith & John Stevens / Bird in Widnes (Konnex/1993)

Dick Heckstall-Smith(ts) John Stevens(ds, tp)

ジョン・ステーヴンスの亡くなる前年の演奏。珍しく定形リズムが多く、ときおりバピッシュなのが貴重かも。例のへなちょこトランペットも健在。Dick Heckstall-Smithのモード的なサックスもかなり格好いい。ジョン・ステーヴンスはSMEのような抽象的なものもいいけど、こういった定形リズムとモード的メロディのあるものもいい。要するに何やってもイイものが出来上がるのだこの人は。

PETER EVANS QUINTET / Ghosts (2011)

Peter Evans(tp) Carlos Homs(p) Jim Black(ds) Tom Blancarte(b) Sam Pluta(live processing)

相変わらず凄まじいPeter Evans。昨年の名盤「Live In Lisbon」と同様に方法論が明確。いくつかの既成のセンテンス(型)の解体と再構成で出来上がった旋律は、何故か抽象というよりは具体だったりする。どこまで行っても機能コードの幽霊が見え隠れするわけだが、そこをアタマだけではなく体のノリの快感として楽しめるかどうか。そこでやってくれるのがJim Black。さすがとしか言い様が無いくらいの攻めのドラム。この人のシンバルは別格。

ROSWELL RUDD / ROSWELL RUDD (EMARCY / 1965)

Roswell Rudd(tb) John Tchicai(as) Finn Von Eyben(b) Louis Moholo(ds)

ラズウェル・ラッドのファースト。ドラムがルイス・モホロ!それまでのラズウェル・ラッドの参加アルバム(セシルの諸作、シェップのFour for Trane、ESPのNew York Art Quartet、New York Eye And Ear Controlなど)のことを考えればいささか地味な印象。しかしながらこれがラズウェル・ラッドの本質なのかもしれない。64年のNew York Eye And Ear Control(これ死ぬほど好きなのだ)の流れも感じるのがなんだかすごくいい。

JACOB YOUNG / Sideways (ECM/2006)

Jacob Young(g) Mathias Eick(tp) Vidar Johansen(b-cl, ts) Mats Eilertsen(b) Jon Christensen (ds)

ヤン・クリステンセンのドラムだけでも十分に価値がある。特にシンバルワークはかなり最高。どっから聴いてもECMと分かるこの典型的なECMサウンドを「聴ける」ものにしてるのはヤン・クリステンセンのドラムのおかげではないか。Jacob Youngのアコースティック・ギターは随分ほのぼのとしているが、感情のほとばしり的表現みたいなのとは無縁なところが気持ちいい。ピアノがいないってところもポイント。

BARRE PHILLIPS / For all it is (1973)

Barre Phillips(b) Barry Guy(b) Jean-Francois Jenny Clark(b) Palle Danielsson (b) Stu Martin(per)

ベース4人にパーカッション1人。バール・フィリップスのアルバムの中でも意外に聴きやすいかも。メロディラインがそれぞれしっかりしていて、よくある騒音的カオスではない。とはいえ、この面子。怒濤の低音。B-3とか凄すぎ。

BARNEY WILEN / Zodiac (1966)

Barney Wilen (ts) Raymond Court (tp) Karl Berger (vib) Jean-Francois Jenny-Clark (b) Jaques Thollot (ds)

バルネ・ウィランがフリーへと踏み込んだ作品(この後フランソワ・テュスクとも共演するようになる)。とにかく最高。この荒涼とした音空間が何とも言えずいい。クリエイティビティという点でバルネ・ウィランの最高峰。それまでのバップ語法を活かして独自のイディオムを作り上げている。が、ジャズをムード音楽としてしか捉えていない方々には不評かもしれない(僕はムード音楽としてもこれはいけると思うんだがw)。実はこのアルバム、初めて聴いたのが数年前なんだけど、聴いたとたんに「オオッ!!」っとのけぞった。何度聴いてものけぞる程イイ。バルネ・ウィランはこのままフリー作品を出しつづけて欲しかったなあ・・・。

HAN BENNINK , WILLEM BREUKER / NEW ACOUSTIC SWING DUO (ICP/1967)

Willem Breuker(ss, as, ts, cl, b-cl) Han Bennink(per,etc)

独自のジャズ言語を創り上げていく過程を垣間見るかのよう。ICPの1枚目。とにかく内容豊かなアルバムで、ウィレム・ブロイカーもハン・ベニンクもいろんな意味で凄まじい。音の割れ方はFMP初期と同じで、かなりかっこいい。この時代のヨーロッパーフリーの中でも圧倒的。時代の熱か。ちなみにコルトレーンの死の4~5ヶ月後の録音。また、マシンガンはこの翌年。

Tim Daisy, Ken Vandermark / The Conversation (Multikulti Records/2011)

Tim Daisy(ds, per) Ken Vandermark(b-cl,ts)

サックス+ドラムってのはかなり好きなんだが、意外にこれといったものが少ない。しかし本作はひさびさにヒット。これはかなり最高。今年聴いた中でもベスト3には入る傑作。ケン・ヴァンダーマークはそれほど興味のあるサックス奏者では無かったんだけど、これ聴いて覚醒。ポイントは多分ドラムにある。ケン・ヴァンダーマークには不定的リズムより定型リズムが似合う。1曲目のバスクラの軽やかさはかなりの快感。つぎつぎに湧き出て来るメロディもすごくいい。

Evan Parker Trio & Peter Brotzmann Trio / The Bishop's Move (Les Disques Victo/2004)

Evan Parker(sax) Paul Lytton(ds, per) Alex von Schlippenbach(p)
Peter Brotzmann(ts) William Parker(b) Hamid Drake(ds, per)

エヴァン・パーカー・トリオとペーター・ブロッツマン・トリオが左右から同時に聴こえてくるんだからこれはもうなんというか�(笑)。こういうので誰もが知ってるのはオーネットの「フリージャズ」だろうけど、もちろんこの”マシンガン”の面子で「フリージャズ』のような牧歌的なのんびりした音が出て来るわけもなく(笑)、やはり出て来る音は怒濤のマシンガン系。とはいえマシンガンほど発狂してるわけはなく(年齢的にもキツイかと…笑)、全1曲73分の中に様々な「音楽的」流れをつけてます。マシンガン好きな人にとってはそこのところはどうなんだろう。僕はこれぜんぜんOKですが。

ELLERY ESKELIN / Trio New York (Prime Source/2011)

Ellery Eskelin(ts) Gary Versace(Hammond B3 org) Gerald Cleaver (ds)

ELLERY ESKELINの最新作。ハモンド入りのトリオ。ハモンドのフリーってのはちょっと珍しいかも。冒頭、混沌とした状態から徐々に形を整えていって4ビートまで持っていき、また混沌とした中へと戻っていく約17分の曲がなんともかっこいい。ELLERY ESKELINにしては全体的にやや静か目か。しかしGerald Cleaverはどこでもいい演奏するなあ…。

The Resonance Ensemble / Kafka In Flight (Not Two Records / 2011)

Ken Vandermark (sax, cl) Mikolaj Trzaska (as, cl) Mark Tokar (b) Michael Zerang (ds)Tim Daisy (ds) Steve Swell (tb) Per Ake Holmander (tuba) Dave Rempis (as) Magnus Broo (tp) Waclaw Zimpel (b-cl)

Ken VandermarkのThe Resonance Ensemble名義のアルバム。全曲Ken Vandermarkの作曲で、ポーランドでのライブ。これはとにかくカッコイイ。Steve Swellのトロンボーンからさりげなく始まる。バックが4ビートってところがいい。Ken Vandermarkの基本スタイルが定形リズムに乗ったものなのでこうなるわけだが、Ken Vandermarkの人気はこういうところにあるんじゃないのかな。とはいえ、途中はリズムからも解放されるわけだが、そこらへんはきちんと作曲された構成があったりする。このライブの動画を見ると結構小さいホールでやってて、皆ずっと譜面を見ているものの、硬直感みたいなものはなく結構開放的。ソロパートはフリーで、それ以外の全員のパートは作曲されたもの。


(文:信田照幸)


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